年末が近づいてくると、大掃除や年賀状など何かと慌ただしいものですが、そんな中でも日頃お世話になっている人にお歳暮を贈るという人もいるでしょう。では、いつ頃贈るのが正しいのでしょうか。以前はお正月を迎える事始めの日である12月13日から贈る習わしがありました。しかし現在では早い人にで11月末くらいから12月の初め頃に贈られています。

また遅くても20日頃までに届くように贈るのが一般的です。中には、あー忙しくてうっかり忘れていたと言う人もいるでしょう。もし遅れてしまい年内に届かないという場合は、お正月にお年賀として贈る人もいらっしゃいます。そのような場合は、まず贈り先に連絡を入れ、時期を逸してお歳暮を贈れなかったことを詫びましょう。

そして年が明けてから、お年賀として贈る旨を電話などで伝えておくのがマナーです。お歳暮の場合、表書きは贈る時期によって異なります。松の内(1月6日頃)までに届くのであれば、お年賀と書きましょう。立春(2月4日頃)までに届くようなら、同輩と目下の人には寒中お見舞と書きます。

目上の人には寒中御伺と書くと、相手への敬意も伝わりやすいハズです。それ以降に時期がズレこむ場合や、お返しの場合は、お礼・感謝・松の葉として贈っても構いません。それぞれ相手の好みに選んでいるという人が多い中、人気の品物はギフトカタログや商品券、ビール、茶葉など。品物にかける金額ですが、だいたい3~5千円くらいが多いようです。

あまりも高額なものを贈ってしまうと、相手に余計な気遣いをさせてしまいます。品物の数が、4とか9とか縁起が悪い数字にならないようにも気遣って贈るようにしましょう。お歳暮のことならこちら